泉質: |
水道筋店:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性 温泉) 六甲道店:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性 中性 低温泉) |
---|---|
効能: | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、くじき、切り傷、やけど、冷え性、関節のこわばり、疲労回復、健康増進、虚弱児童、慢性婦人病、慢性消化器病、病後回復期 |
冷浴1分、温浴1分を11回繰り返すことにより、交感神経と副交感神経を刺激し、体内リズムを整えます。通常の交互浴の冷浴は水風呂に入りますが、灘温泉では源泉を冷浴として行えます。
通常、冷温交互浴の冷浴は水風呂に入りますが、灘温泉では、ひんやりぬるめの源泉を冷浴として行えます。水風呂より温度差がないので、初心者向きです。冷浴も温浴も温泉成分効果で、より健康的に!
冷温交互浴は疲労回復や美肌に関しては即効性があり効果も高いのですが、生活習慣病などに対する効果は穏やかですので、根気よく続けることが大切です。
冷温交互浴の効果: | 神経痛、リウマチ、頭痛、糖尿病、肝臓病、心臓病、腎臓病、貧血症、一般循環器疾患 |
---|
水中では浮力が働くので体重は空気中の10分の1になり、からだを動かすのが容易になります。とくに下肢への負担が減少します。高齢者は70年〜80年と、ひざに負担がかかっているのでリハビリテーションに適します。
水中ではウエストが3〜5cmも縮まるほど体に圧力がかかります。このマッサージ効果が血行を促進して足の疲れやむくみをとりのぞきます。ただし心臓や肺の弱い人にはかえって負担になることもあるので心不全、高血圧症、動脈硬化症の方は水圧の少ない半身浴がいいでしょう。
湯の温かさが血行を良くし、新陳代謝を促進し、老廃物を排出します。疲労回復にはぬるめの湯に20分〜30分ほど浸かるのが効果的です。42℃以上の高温浴は交感神経が興奮して寝付きにくくなり、38℃〜40℃の温浴では睡眠を促す副交感神経が優位となるので快い睡眠を得るにはぬるめの湯にじっくり入るのがいいでしょう。入浴直後の血圧上昇を防ぐためにもかけ湯で温度に体を慣らしましょう。形だけのかけ湯では意味がありません。足首、ひざ、腰、手首、腕、肩と胸から遠い順に10杯ほどかけます。また浴槽に入るマナーとして体の汚れを落とすことも大切です。
脳波の分析では、小さい浴槽より大きい浴槽で入浴した時の方が、リラックス時に現れるα波の出現頻度が高いことがわかっています。銭湯の広いお風呂がリラックスできることが科学的に裏付けられました。
入浴中に強い水流を体に当てると、普通に入浴した場合に比べ、体温の上昇が大きく、保温効果も高いことがわかりました。
※出典:「健康入浴推進の手引き」より